佳作 海の環境問題

京都教育大学附属 京都中学校 1年 山内 ひまり

 私は海が大好きです。毎年海に行き、深いところで家族とずっと泳いでいます。ですが、そんな海に、最近ある環境問題があります。それは、「マイクロチップ」です。だから、「マイクロチップ」について少し説明します。
 マイクロチップとは、人間が捨てるプラスチックのゴミ、例えば飲み物を買った時についてくるストローなどです。そのプラスチックのゴミが海に流れこみます。そうすると、プラスチックのゴミは、太陽や波の力で細かく、くだけます。それを、「マイクロチップ」と言います。そしてその「マイクロチップ」は5mm以下なので、魚が誤って飲み込んでしまいます。
 だから、今、スターバックスやマクドナルドなどのプラスチックのストローを使用しているお店は、二千二十年までに、プラスチックのストロー使用禁止しなければいけません。
 話は変わりますが、私が毎年行っている海もだんだんと、変化してきています。例えば、深いところまで、ペットボトルの容器が流れていたりだとか、砂の中にビニールぶくろなどが埋まっていたりもします。
 ですが、それでも、とってもきれいで、魚が水中メガネがなくても見ることが出きます。そこでは、私が知っているものだったら、カレイ、カサゴ、サザエ、アサリ、イシダイ、マハゼなどいっぱい魚や貝などいます。
 しかし他にも、環境問題があります。それは、水質汚染です。水質汚染とは、人間の行動によって引き起こされた湖、河川、大洋、地下水といった湖、池などに対する一連の有害影響のことです。具体的な例として、水道法で定める飲料水の基準を悪化させる(細菌の増加、化学物質や有機物増加、色度や濁度の変化など)状態をいいます。主に生活排水と産業廃棄物が原因になりやすく、現在の水質汚染の原因の約70%が生活排水です。生活排水のうち、汚染は台所からが最も多く、油やしょう油、米のとぎ汁といったものの負荷も大きいそうです。私はとてもおどろきました。米のとぎ汁だけで、海が危険な状態になってしまうかもしれないからです。
 だから、このために、ボランティアなどしている人に頼ってもいいかもしれないけれど私が思うには、まず日頃の行いから見直してポイ捨てなどをやめる方が、無理してまでボランティアやるよりも良いと思います。私も美しく綺麗な宝物の海をいつまでも、そのままの姿で見れるように、日頃の行いを見直したいです。

 

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2018年12月01日